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「失敗しないITベンダーの見切り方と選び方」セミナー 講演者のプロフィールと講演内容 |
(株)三菱総合研究所 ビジネスソリューション本部 主任研究員 中西祥介 (プロフィール) 1975年生まれ、2002年三菱総合研究所入社。 e-ビジネスの企画検討を担当した後、マーケティング調査等の経験も積みながら、情報システム企画〜構築を中心に担当。ビジネスシステムの可視化〜施策体系整理と、情報システムアーキテクチャ設計・維持を重視したシステム企画を得意とする。 (講演内容) 情報システム投資においては、投入可能な人員、資金、期間といった投資制約にばかり目が行って、最後には「作る」ことが目的化してしまう失敗が、今でも多く見られます。 投資対象を決め、効果創出に必要なアクションをとるためのグランド・デザインが重要ですが、情報システムグランド・デザインについては、古くから語られてきながらも、利害関係者の多さからなかなかうまく策定ができないのが実態です。 本講演では、仮想的な企業を設定したケーススタディを交えながら、グランドデザインの実際と陥りがちな問題への対処を中心に情報システムグランドデザイン策定のポイントを紹介します。 また、特に、システムグランドデザインの重要なポイントとして自社の情報システムアーキテクチャの適切な選択方法についてもご紹介します。
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(プロフィール) 1996年 朝日監査法人(現あずさ監査法人)入所、2009年 あずさ監査法人 社員就任。大手製造業等の会計監査にIT監査責任者として複数関与する他、システム化構想策定、経理・決算業務改善、内部統制構築、IFRS適用支援等のアドバイザリー業務にプロジェクト責任者として多数関与。 公認会計士、システム監査技術者、公認情報システム監査人(CISA) (講演内容) ビジネスのグローバル化や会計・開示に係る法制度の整備など、日本企業を取り巻く環境がこの数年で激変しています。そうした環境変化の中で経営者が適切な舵取りをしていくためには、従来以上に迅速かつ精緻な経営管理を連結レベルで実施することが不可欠です。本セッションでは、企業がグローバル化を進めるにあたっての経営管理上の要件を提示するとともに、それを実現するためのIT及びITガバナンスの在り方についてご提言いたします。
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公認会計士 広川敬祐 (プロフィール) 1962年大阪生まれ。1983年に公認会計士試験に合格した後、1984年よりプライスウォーターハウス(東京)、1987年よりアーサーアンダーセン(大阪)と約10年間の外資系会計事務所での勤務の後、1994年よりERP最大手のSAPジャパン鰍ノ勤務。 その後、Hiro Business Solutionsを設立。これまで数多くのERPシステムや会計システムを構築し、その合間を縫って研修会講師を務める。公認会計士 日本公認会計士協会東京会常任幹事(コンピュータ委員会担当)、日本公認会計士協会IT委員会委員を歴任。 (講演内容) 車で渋滞に巻き込まれたとき、Aルート、Bルート、Cルートのようにいくつかの方法があった場合、どうやってルートを選びますか。よく考えずに選んでしまって、後で別ルートがよかったと悔やんでもどうしようもありません。ベンダーを選ぶ場合にも同じようなことが言えます。ベンダー選びに失敗したと思っても、元に戻すことはできません。 失敗が許されないからこそ、ベンダーを選ぶには十分な調査が必要です。ベンダーを決めるためには慎重な検討が必要です。本講演では、ベンダーを選ぶことの大切さとベンダー選びの失敗例を述べ、その失敗例を回避する方法をご紹介します。 |
(株)オージス総研 ビジネスイノベーションセンター 島本道夫 (プロフィール) オープン系システム開発プロジェクトマネジャー、公益系Webサイト(ザ・ビジネスモール http://www.b-mall.ne.jp/ )企画立ち上げ、公共系IT推進企画プロジェクト、提案営業プリセールスに関わり、2005年以降は、コンサルティング案件に従事。 現在は、ソリューション開発本部アドバンストモデリングソリューション部長補佐を務めながら、オージス総研グループのビジネスイノベーションセンターにも参画。 主にビジネスモデリング(見える化)、内部統制、IT人材育成、プロジェクトマネジメントオフィス、企画/調達/開発/運用にかかるプロセス導入/定着化に関する案件の支援を行いながら、オージス総研グループのコンサルティングビジネス拡大を担う。 (講演内容) IT投資の成否を左右するRFP(提案依頼書)と提案評価プロセス。 どのタイミングで、どんな項目を、どのくらい詳細に記述するのが、よいのか? 提案依頼は、何社に出すべきなのか?提案評価の評価指標は?評価基準は? やってみないとわからないではなく、正しい調達プロセスに正しい要件をインプットすることで、適切なITベンダー選定を確実に行うことができます。 講演では、その調達プロセスの概要を解説することで、ITベンダー選定に役立つポイントを紹介します。
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